『鬼比較』EU-FB23と型落ちEU-FA23の違い口コミ レビュー！象印のオーブンレンジ

🔥 瞬速センシングで温めムラを軽減

EU-FB23に搭載された瞬速センシングは、赤外線センサーが食材の温度を1秒ごとに検知する機能。従来のセンサーより素早く正確に温度を把握し、加熱ムラを抑える。

自動あたためは45℃〜90℃まで5℃刻みで設定可能（工場出荷時は70℃）。スープ類は65℃〜75℃でふきこぼれを抑えて適温に、とろみのあるカレーやシチューは85℃〜90℃で熱くなりすぎずに仕上がる。さらにお好み温度メニューでは-10℃〜90℃まで設定でき、カチカチのアイスクリームをスプーンがすっと入る固さ（-10℃〜-5℃）にしたり、ベビーフードを20℃〜40℃の安全な温度に調整したりと、幅広い用途に対応。

🍳 チャチャっとレシピで時短調理

新モデルにはチャチャっとレシピ機能が追加。耐熱容器（直径約25cmの耐熱ガラス製ボウル）に材料と調味料を入れるだけで、メインおかずが完成する時短機能。

えびのチリソース、じゃがいものオムレツ（各約6分・2人分）をはじめ、豚肉となすの中華風、たらとにんじんの梅マヨ和え、ハッシュドビーフなど、通常なら手間がかかる料理も簡単に調理可能。下ごしらえを除けば約6分で完成するため、忙しい日の夕食作りに重宝する。

📚 レシピ数の充実

取説掲載レシピ数はEU-FB23が55レシピ（自動メニュー34）、EU-FA23が50レシピ（自動メニュー33）。新モデルは5つ多い。

増えたレシピは主に時短系や応用メニュー。料理のバリエーションを広げたい人や、レンジ調理を積極的に活用したい人には嬉しい追加となっている。

🧹 庫内コーティングの表記変更

庫内コーティングは両モデルともシリコーンコートだが、表記に違いがある。EU-FB23は「側面・奥面」、EU-FA23は「側面・背面」となっている。

「背面」だと庫内の後ろ側なのか本体の背面なのか曖昧になる可能性があるため、より明確な「奥面」という表記に変更されたと考えられる。実際のコーティング範囲や性能に大きな差はない。

つまりEU-FB23と型落ちEU-FA23の違いは、瞬速センシングとチャチャっとレシピの搭載、レシピ数の増加など。基本的な性能（容量・出力・オーブン温度）は同じなので、これらの新機能が必要かどうかが選択のポイント。

どっちがおすすめ？

家電販売の経験から一言

両モデルとも象印の確かな技術が詰まったオーブンレンジ。基本性能に差はないが、新モデルの瞬速センシングは実際に使ってみると違いを実感できる機能。特に冷凍ごはんやお弁当を65℃〜75℃で温める機会が多い人には、ムラなく適温に仕上がる恩恵は大きい。チャチャっとレシピも、直径25cmの耐熱ボウルひとつで約6分でメイン料理が完成するため、帰宅後すぐに夕食を作りたい共働き世帯には便利な機能。間口39cmのワイド設計は大皿の出し入れもラクで、日常使いのストレスを軽減してくれる。これらの機能が必要なら新モデル、基本的な温め・オーブン機能で十分なら型落ちで大幅に節約できる。どちらを選んでも、日常使いには十分な性能を持っている。