【口コミ】RZ-Y100HJとRZ-V100JMの違い！日立 圧力IH炊飯器

🌾 八代目儀兵衛監修の極上コースを搭載

RZ-V100JMは、京の米老舗「八代目儀兵衛」が監修した土鍋釜の炊き技を炊飯器の技術で実現した極上コースを搭載。圧騰甘み炊きにより、お米の芯までじっくり吸水させ、最高1.3気圧で大火力加熱し、高温スチームでしっかり蒸らすことで、甘みと粒立ちを際立たせる。

極上コースは白米・無洗米だけでなく、玄米・発芽玄米・雑穀米・麦ごはん（押し麦・もち麦）にも対応しており、しゃっきり・ふつう・もちもちの3通りの食感から選べる。健康志向で玄米や雑穀米を食べる人にとって、極上コースで美味しく炊き上げられるのは大きな魅力である。

RZ-Y100HJには極上コースはなく、炊き分けコース（白米・無洗米のみ）となる。

💨 蒸気カットで設置場所が広がる

RZ-V100JMは蒸気カット機能を搭載し、炊飯時の蒸気をほぼ出さない。キッチンの吊戸棚の下や壁際にも設置でき、蒸気による家具や壁紙の劣化を防げる。蒸気が気になって設置場所に困っていた家庭には理想的な機能。

これに対し、RZ-Y100HJは蒸気セーブ機能で蒸気を抑えるものの、完全にカットはできない。蒸気カットと蒸気セーブは別の機能で、蒸気カットの方が蒸気削減効果が高い。

🔥 スチーム機能で甘みと粒立ちを引き出す

RZ-V100JMは圧力&スチームIHタイプで、約100℃の高温スチームを使って炊飯と保温を行う。スチームを使うことでごはんの芯までしっかり火が通り、ふっくら甘みのある仕上がりに。スチーム保温24時間により、炊飯後もスチームでごはんをしっとり保つ。

RZ-Y100HJは圧力IHタイプでスチーム機能は非搭載。通常の24時間保温となる。冷凍ごはんを作り置きする家庭や、お弁当用にごはんを炊く機会が多い人には、スチーム炊きの効果が実感しやすい。

🍚 内釜の違いで炊き上がりが変わる

RZ-V100JMは大火力沸騰鉄釜で、底面を凸底形状にすることで発熱面積を広げている。発熱性の高い鉄層と伝熱性の高いアルミ層により、大火力の熱をすばやく伝える。全周断熱構造により、本体側に蓄熱性を持たせ熱を閉じ込める設計。

RZ-Y100HJは黒厚鉄釜で、発熱性が高い鉄の層と伝熱性が高いアルミ層により大火力の熱を伝える。凸底形状ではなく通常の形状となる。どちらの内釜も洗米可能で、日々のお手入れに困らない。

⚡ 電気代と本体の重さの違い

エコ炊飯時の消費電力量は、RZ-V100JMが155Wh/回で、RZ-Y100HJの164Wh/回より9Wh少ない。年間消費電力量もRZ-V100JMが81.4kWh/年と、RZ-Y100HJの83.0kWh/年より1.6kWh少なく、電気代はわずかに安くなる。

ただし、最大消費電力量（極上もちもち vs もちもち）では、RZ-V100JMが187Wh/回と、RZ-Y100HJの175Wh/回より12Wh多い。保温時消費電力量もRZ-V100JMが16.3Whで、RZ-Y100HJの15.4Whより0.9Wh多い。

質量はRZ-V100JMが約5.6kgで、RZ-Y100HJの約5.4kgより0.2kg重い。高さもRZ-V100JMが23.4cmと、RZ-Y100HJの23.2cmより0.2cm高い。スチーム機能など上位機能を搭載した分、わずかに重くなっている。

つまりRZ-V100JMとRZ-Y100HJの違いは、八代目儀兵衛監修の極上コース搭載、スチーム機能の有無、蒸気カット対応、内釜の形状、保温方法など。上位モデルのRZ-V100JMは玄米・雑穀米も極上コースで美味しく炊ける多機能モデル、RZ-Y100HJは必要十分な機能を備えたスタンダードモデルという位置づけ。

どっちがおすすめ？

家電販売の経験から一言

日立のふっくら御膳シリーズは、圧力とスチームを組み合わせた独自の炊飯技術が魅力。上位モデルのRZ-V100JMは、京の米老舗「八代目儀兵衛」の監修により、土鍋釜の炊き技を炊飯器で再現している点が画期的。極上コースで玄米や雑穀米もしゃっきり・もちもちと炊き分けられるため、健康志向の家庭には特に支持される。蒸気カット機能により設置場所の自由度が高く、キッチンレイアウトに制約がある家庭でも安心して使える。スチーム保温24時間でごはんがパサつかず、朝炊いたごはんを夜まで美味しく食べられる。RZ-Y100HJは圧力IH炊飯の基本性能をしっかり押さえたスタンダードモデルで、白米・無洗米中心の家庭なら十分満足できる。どちらを選んでも、日立の高火力炊飯と全周断熱構造により、ふっくら美味しいごはんが炊き上がる。