【鬼比較】RZ-Z100JMとRZ-W100JMの違い口コミ レビュー! 日立/ふっくら御膳

📱 スマホ連携で進化する炊飯体験

RZ-W100JMは専用アプリ「ハピネスアップ」との連携により、炊飯器の使い方が大きく広がる。外出先から予約時間を変更したり、炊き上がりを通知で受け取ったりと、忙しい日常に寄り添う機能が充実している。

特に便利なのが米在庫管理機能。お米の残量を自動で推定し、設定量を下回るとプッシュ通知でお知らせ。よく使う発注先も登録できるため、「お米が切れた！」という事態を防げる。炊飯工程がアニメーション表示される機能も、待ち時間を楽しくする工夫。

🍚 家族好みに進化する「わがや流」コース

RZ-W100JMの「わがや流」コースは、炊飯後にアプリで評価を入力するだけで、次回はより好みに近づけて炊飯する学習機能。極上ふつう相当を基準に、しゃっきり側に最大6段階、もちもち側に最大6段階の計12段階で調整可能。

家族みんなでごはんを食べながら「今日のは少ししゃっきり過ぎる」「もう少しもちもちがいい」と話し合い、フィードバックを重ねることで、我が家だけの理想の炊き上がりに近づいていく。お米の銘柄を変えたときの調整にも活躍する機能である。

🌾 八代目儀兵衛監修の「アプリコース」

RZ-W100JMは「アプリコース」により、新しい炊飯コースや調理メニューが選べる。特に注目なのが八代目儀兵衛のブレンド米「翁霞」専用コース。強い粘りと甘みが凝縮した極上米の特長を最大限に引き出し、自宅で料亭のおいしさが楽しめる。

八代目儀兵衛総料理長監修の「すしめしレシピ」も魅力的。極上すしめしコースで炊き上げたごはんで、プロの味を再現できる。さらにおこわ、おかゆ、ピラフ、たいめし、煮物、ポトフ、温泉卵、スポンジケーキといった調理メニューもアプリから送信できるため、炊飯器の活用の幅が大きく広がる。

🧹 フレーム部まで抗菌対応

RZ-W100JMはフレーム部に汚れが落ちやすい抗菌コーティングを採用。フレーム部、ふた操作部、フックボタンの3箇所が抗菌加工されている。これに対しRZ-Z100JMは、ふた操作部とフックボタンのみの抗菌加工となる。

フレーム部は掃除をサボりがちな箇所だが、抗菌コーティングにより清潔さを保ちやすく、お手入れの負担も軽減される。毎日使う炊飯器だからこそ、衛生面での配慮は嬉しいポイントだ。

🎨 本体色の選択肢

RZ-W100JMは漆黒(K)のみの1色展開。これに対しRZ-Z100JMは漆黒(K)と絹成(C)の2色展開となる。絹成は白系の上品なカラーで、明るい色調のキッチンにも馴染みやすい。

キッチンのインテリアを重視する場合、カラー選択の幅があるRZ-Z100JMは魅力的。ただし、黒系の落ち着いた雰囲気を好む場合は、どちらを選んでも満足できる。

⚡ 年間消費電力量のわずかな差

年間消費電力量はRZ-W100JMが81.4kWh/年、RZ-Z100JMが81.2kWh/年と、わずか0.2kWh/年の差。電気代に換算すると年間約6円程度の違いで、実用上はほとんど気にならないレベルだ。

スマホ連携機能により無線LAN接続時には若干の消費電力が増えるものの、その差は微々たるもの。電気代を気にして機能を諦める必要はない。

つまりRZ-W100JMとRZ-Z100JMの違いは、スマホ連携機能の有無が最大のポイント。わがや流コース、アプリコース、調理コースはすべてスマホ連携があってこその機能で、これらを活用したいかどうかが選択の分かれ目となる。基本的な炊飯性能は同じなので、シンプルに本体だけで使いたい場合はRZ-Z100JMで十分満足できる。

どっちがおすすめ？

家電販売の経験から一言

両モデルとも日立が誇る圧力&スチームIHタイプの最上位シリーズ「ふっくら御膳」。京都の老舗米屋「八代目儀兵衛」と共同開発した圧騰甘み炊きにより、最高1.5気圧・111℃の高圧高温で粒立ちの良い甘みのあるごはんに仕上がる。基本的な炊飯性能は完全に同じで、蒸気カット機能やスチーム保温40時間など、両方とも申し分ない仕様だ。RZ-W100JMのスマホ連携機能は確かに便利で、外出先からの予約時間変更や米在庫管理など、忙しい現代の生活スタイルに合っている。わがや流コースで家族好みに調整していく過程も楽しい。ただし、これらの機能を使わないなら、本体操作だけで完結するRZ-Z100JMで十分満足できる。絹成カラーが選べるのもRZ-Z100JMの魅力。どちらを選んでも、八代目儀兵衛監修の料亭のような美味しさは保証される。