【価格】NW-WB10とNW-BB10の違い！象印 炊飯器

🍚 内釜の違い：豪炎かまど釜 vs 鉄器コート黒まる厚釜

NW-WB10には鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜を搭載。釜厚2.2mm、釜のふちの厚さ3.0mmという贅沢な作り。IHと相性の良い鉄を仕込むことで、大火力を活かしお米に熱が伝わるように工夫を凝らした内釜。

これに対しNW-BB10は鉄器コート黒まる厚釜。釜全体に熱が伝わる形状に加え、IH加熱と相性が良く発熱効率の高い鉄を釜外面にコーティング。炊きムラを抑える効果がある。ただし釜厚は1.7mmで、ふちの厚さも明記されていない。内釜の性能では上位モデルのNW-WB10に軍配が上がる。

🎯 81通り vs 49通りわが家炊き

NW-WB10は81通りのわが家炊き機能を搭載。前回食べたごはんのかたさや粘りの感想をアンケートに回答するだけで、水の量を変更せずに炊き方を微調整。炊くたびに好みの食感に進化していく。

NW-BB10も49通りのわが家炊きを搭載しており、家族好みの食感に炊き分け可能。ただし調整の細かさではNW-WB10に一歩譲る。お米は同じ銘柄でも産地や気候の変動で食感が微妙に変わる。より細かく調整したい人にはNW-WB10が適している。

🥣 粒立ちがゆメニュー

NW-WB10には粒立ちがゆメニューを搭載。通常のおかゆとは異なり、お米の粒感を残した新食感のおかゆが作れる。離乳食や介護食、体調不良時にも適している。

NW-BB10には粒立ちがゆメニューがない。通常のおかゆメニューは搭載しているが、粒感を残した食感は実現できない。おかゆの食感にこだわりがある人はNW-WB10を選ぶべき。

🧼 内ぶた食洗機対応で手入れが楽

NW-WB10は内ぶた食洗機対応を実現。炊飯後、内ぶたを取り外してそのまま食洗機に入れるだけで済む。手洗いの手間がなくなり、忙しい毎日を送る人にとって嬉しい機能。

NW-BB10の内ぶたは食洗機非対応。毎回洗うのは内釜と内ぶたの2点だけなので手入れは簡単だが、どちらも手洗いが必要。普段から食洗機を活用している家庭では、NW-WB10の方が家事の負担を軽減できる。

⚡ 年間消費電力量のわずかな差

エコ炊飯時の年間消費電力量は、NW-WB10が77.0kWh/年、NW-BB10が77.1kWh/年。0.1kWh/年の差で、電気代に換算すると年間約3円程度の違い。

実用上はほとんど気にならないレベル。省エネ性能はどちらもほぼ同等といえる。電気代の差で選ぶ必要はない。

🎨 カラーバリエーション

NW-WB10はスレートブラック1色のみ。マットな質感で高級感のある色合いだが、選択肢がない。

NW-BB10はスレートブラック(BZ)とホワイト(WA)の2色展開。キッチンのインテリアや他の家電に合わせて色を選べる。特にホワイトカラーを希望する人にとって、NW-BB10は魅力的。

つまりNW-WB10とNW-BB10の違いは、内釜の構造と厚み、わが家炊きの細かさ（81通りvs49通り）、粒立ちがゆメニューの有無、内ぶた食洗機対応の有無、年間消費電力量のわずかな差、カラー展開など。基本的な豪熱大火力、大火力ユニット、圧力IH機能、7通りの炊き分け圧力、極め保温40時間、白米特急メニュー、冷凍ごはんメニュー、雑穀米炊き分け3コース、蒸気セーブ（約50％カット）は共通。上位モデルは内釜と炊き分けの細かさ、内ぶた食洗機対応で優れ、下位モデルは色の選択肢で優れている。

✅ NW-WB10がおすすめの人

• 内釜の性能を重視する人（鉄くろがね仕込み、釜厚2.2mm、ふち厚3.0mm）
• 81通りの細かいわが家炊き機能で理想の食感を追求したい人
• 粒立ちがゆメニューを使いたい人（離乳食・介護食・体調不良時に便利）
• 食洗機を活用して家事を効率化したい人（内ぶた食洗機対応）
• スレートブラックの高級感が好みの人
• 炊飯器にこだわりを持ち、多機能を求める人

💰 NW-BB10がおすすめの人

• ホワイトカラーを選びたい人
• 49通りのわが家炊きで十分と感じる人
• 粒立ちがゆや内ぶた食洗機対応は不要な人
• 基本的な豪熱大火力機能があれば満足な人
• 白米特急メニューを使いたい人（両機種共通だが重要機能）
• キッチンのインテリアに合わせて色を選びたい