NW-NB10とNW-WB10の違い！象印 炊飯器

🔥 炎舞炊きで激しい対流を実現（最大の違い）

NW-NB10は象印独自の炎舞炊きを採用。ローテーションIH構造（4コイル）により、底IHヒーターを4ブロックに分け、対角線上にある2つのヒーターを同時加熱。同時に2カ所加熱することで、より激しい対流でかき混ぜ、高温の熱をお米1粒1粒に伝える。

炊きムラを抑えることで、ごはんは弾力を保ちながら大粒となり、ふっくらもちもちに炊き上がる。2カ所同時加熱することで、お米の甘み成分（甘み成分のひとつである還元糖）を引き出す効果もある。

これに対しNW-WB10は豪熱大火力。中パッパから沸とう維持工程で一気に大火力をかけ、炊き上げ圧力1.3気圧で甘み成分をお米に染み込ませる。ローテーションIH構造はないが、大火力ユニットにより、ふきこぼれを抑えて大火力を実現している。

🍚 うまみ圧力蒸らしの有無

NW-NB10にはうまみ圧力蒸らし機能を搭載。蒸らし工程で圧力をかけ釜の中心まで高温にし、もうひと圧力で余分な水分を飛ばすことで、しゃきっとふっくら仕上げる。

NW-WB10にはうまみ圧力蒸らし機能は搭載されていない。圧力IH方式（1.0～1.3気圧）と7通りの炊き分け圧力は共通しているが、蒸らし工程での圧力制御に差がある。

🔥 鉄器おこげメニューの有無

NW-NB10には鉄器おこげメニューを搭載。昔ながらの釜炊きご飯のような香ばしいおこげを楽しめる。おこげの濃さは、季節、炊飯量、水加減、お米の種類、浸水時間などの条件によって変わる。

NW-WB10には鉄器おこげメニューがない。通常のおかゆメニューや粒立ちがゆメニューは搭載しているが、おこげの食感にこだわりがある人はNW-NB10を選ぶ必要がある。

💨 蒸気セーブの効果の違い

NW-NB10は蒸気セーブ約80%カットを実現。レンジ台などの結露を大幅に抑制できる。蒸気量は抑えられるが、結露ややけどには注意が必要。

NW-WB10は約50%カット。NW-NB10と比べると30%分の差があるが、それでも蒸気量は半減するため、一定の効果はある。キッチンの設置環境によって、どちらを選ぶか判断できる。

📐 サイズと重量の違い

NW-NB10（5.5合）は24.5×33×21.5cm、約6.5kg。NW-WB10（5.5合）は27.5×34.5×21.5cm、約6.0kg。NW-NB10の方が幅で3cm、奥行きで1.5cm小さく、コンパクトに設置できる。

ふた開き時の高さはNW-NB10が約45.5cm、NW-WB10が約44.5cmと、NW-NB10の方が1cm高い。重量はNW-WB10の方が0.5kg軽い。

🎨 カラー展開の違い

NW-NB10はスレートブラック(BZ)とホワイト(WA)の2色展開（ホワイトは10のみ）。キッチンのインテリアや他の家電に合わせて色を選べる。特にホワイトカラーを希望する人にとって、NW-NB10は魅力的な選択肢となる。

NW-WB10はスレートブラック1色のみ。マットな質感で高級感のある色合いだが、選択肢がない。

つまりNW-NB10と豪熱大火力NW-WB10の違いは、炎舞炊き（ローテーションIH構造4コイル）の有無、うまみ圧力蒸らしの有無、鉄器おこげメニューの有無、蒸気セーブの効果（約80%vs約50%）、サイズと重量、カラー展開、おいしさ評価（6つ星vs5つ星）など。

✅ NW-NB10がおすすめの人

• 炎舞炊きの激しい対流で甘みを引き出したい人
• ローテーションIH構造4コイルの最上級炊飯技術を求める人
• うまみ圧力蒸らしでしゃきっとふっくら仕上げたい人
• 鉄器おこげメニューで香ばしいおこげを楽しみたい人
• 蒸気セーブ約80%カットでレンジ台の結露を抑えたい人
• コンパクトな設置スペースを求める人（幅24.5cm）
• ホワイトカラーを選びたい人
• おいしさ評価6つ星の高評価を求める人

💰 NW-WB10がおすすめの人

• 豪熱大火力で十分満足できる人
• 軽量な炊飯器を求める人（約6.0kg）
• 81通りのわが家炊き機能があれば十分な人
• 鉄器おこげメニューは不要な人
• 蒸気セーブ約50%カットで問題ない人
• スレートブラックの高級感が好みの人
• 基本的な圧力IH機能で満足な人