『鬼比較』NW-NB10と型落ちNW-NA10の違い口コミ レビュー！[象印] 炎舞炊き

🤖 人工知能AI炊飯の有無（型落ちのみ搭載）

型落ちNW-NA10にのみ搭載される人工知能AI炊飯。これは炊飯や保温中のお米の状態を自動で見守り、季節による気温の変化や室温の違いに合わせて火加減を調整する機能。

例えば、寒い冬の朝と暑い夏の夜では同じお米でも炊き上がりに差が出やすいが、AI機能が水温や環境を検知して自動補正。いつでも同じふっくら感を実現する。保温中も黄ばみを抑えて、朝炊いたごはんを夜まで美味しく保つ。

だが新モデルも共通で「わが家炊き（81通りの食感から好みを学習）」は搭載してるし、これで十分ではなかろうか？

🎯 圧力調整の考え方が進化

型落ちNW-NA10は「7通りの炊き分け圧力」で、しゃっきりからもちもちまで7段階から手動で選択する方式。お米の種類や好みに合わせて細かく調整できるのが魅力だった。

新モデルNW-NB10では発想を転換。それぞれのメニューに最適な圧力を自動で選んでくれる仕組みに進化。例えば「すしめし」を選べばシャリに適したしゃっきり圧力、「おこわ」を選べばもちもち圧力と、迷わず最適な炊き上がりを実現。手動調整の楽しさはなくなったが、失敗なく美味しく炊ける安心感が増した。

🍚 内釜のうまみプラスプラチナコート（型落ちのみ）

内釜の内面コーティングに大きな違いがある。型落ちNW-NA10は「うまみプラスプラチナコート」という特殊なコーティングを採用。これはプラチナナノ粒子を配合した象印独自の技術で、お米の甘み成分（還元糖）とうまみ成分（アミノ酸）を引き出す効果がある。

ただし正直なところ、販売現場での経験から言えば、この効果は人によって感じ方が異なる。メーカーは効果を謳っているが、コーティングで美味しさが変わるという部分はお客様にイメージしてもらいにくく、実際の接客でもこの機能を前面に押し出すことは少なかった。

新モデルNW-NB10は標準的なフッ素加工に変更。象印もようやくこの現実に気づいたのか、新モデルのカタログを見ると「炎舞炊き」や「わが家炊き」といった本来の強みをより強化する方向にシフトしている。これは賢明な判断だと思う。目に見えない効果よりも、実感しやすい機能に注力する。将来的には良い方向への転換だと思うが、一時登場した南部鉄器のようなインパクトも欲しいところ。

🧹 内ぶた食洗機対応でお手入れが変わる（新モデルのみ）

毎日のお手入れで一番面倒なのが内ぶたの手洗い。でこぼこした形状で、お米のでんぷん質がこびりつきやすく、スポンジでゴシゴシ洗う必要があった。

新モデルNW-NB10はこの悩みを解決。内ぶたが食洗機に対応したことで、使用後は食洗機にポンと入れるだけ。高温のお湯と強力な水流で、手洗いよりもきれいに洗い上がる。忙しい朝や疲れた夜でも、お手入れのストレスから解放される。

🦠 衛生面と環境配慮の違い

型落ちNW-NA10は衛生面を重視。しゃもじとプッシュボタンにAg+（銀イオン）抗菌加工を施している。銀イオンの力で雑菌の繁殖を抑え、特に梅雨時期や夏場でも清潔に使える。小さなお子様がいる家庭では心強い機能。

新モデルNW-NB10は環境面に配慮。しゃもじと計量カップにバイオマスプラスチックを採用。植物由来の原料を使用することで、石油資源の節約とCO2削減に貢献。地球の未来を考えた選択ができる。

つまりNW-NB10と型落ちNW-NA10の違いは、AI機能の有無、圧力調整の考え方、内釜コーティング、お手入れ方法、衛生・環境への配慮という5つの視点で異なる特徴を持つ。

✅ NW-NB10（新モデル）がおすすめの人

• 食洗機を使っている家庭（内ぶた対応で手間削減）
• メニューを選ぶだけで最適に炊きたい人（圧力自動調整）
• 環境に配慮したい人（バイオマスプラスチック使用）
• シンプル操作を好む人（細かい設定不要）

💰 NW-NA10（型落ち）がおすすめの人

• 季節問わず安定した炊き上がりを求める人（AI炊飯）
• お米の甘みとうまみにこだわる人（プラチナコート）
• 食感を細かく調整したい人（7通りの圧力）
• 衛生面を重視する人（Ag+抗菌加工）