NW-BA10とNW-YB10の違い！象印 炊飯器

🍚 わが家炊き機能で好みの味に進化（最大の違い）

NW-BA10には49通りの「わが家炊き」機能が搭載されている。前回食べたごはんの感想をアンケート形式で入力すると、水の量を変えずに炊き方を自動調整し、家族の好みに合った食感に進化していく。

同じ銘柄米でも産地や気候で微妙に変わる食感を、きめ細かく調整できるのが特徴。NW-YB10にはこの機能がないため、炊飯のカスタマイズ性に大きな差がある。毎日のごはんを自分好みに進化させたい人には必須の機能である。

❄️ 冷凍ごはんメニューで週末まとめ炊きに対応

NW-BA10には冷凍ごはんメニューが搭載。1.3気圧の高圧力でお米の中に水分を閉じ込めることで、冷凍・解凍してもパサつきやベタつきを抑え、ふっくらした食感を保つ。

週末にまとめて炊いて冷凍保存する家庭が増えている中、解凍後も炊き立てのような美味しさを楽しめるのは大きな魅力。NW-YB10にはこの機能がないため、冷凍ごはんを頻繁に利用する人にはNW-BA10がおすすめ。

🌾 炊き上げ圧力でお米の甘みをアップ

NW-BA10では、白米・無洗米の「ふつう」メニュー選択時に炊き上げ圧力機能が働く。蒸らす前に1.3気圧の圧力をかけることで、水中に溶け出した甘み成分をお米に染み込ませる。

この機能により、お米本来の甘みをより引き出すことができる。NW-YB10は通常の圧力IH炊飯のみなので、甘みの深さに違いが出る。毎日食べる白米の美味しさにこだわる人には重要な差である。

🥗 雑穀米・麦ごはんの炊き分けが充実

健康志向の高まりで人気の雑穀米や麦ごはん。NW-BA10では雑穀米を3通り（しゃっきり・ふつう・もちもち）、麦ごはんを2通り（ふつう・もちもち）に炊き分けできる。

一方、NW-YB10では両方とも「ふつう」のみ。雑穀米特有のパサつきや、麦の食感を好みに合わせて調整できるのは大きなメリット。健康的な食生活を送りたい人にとって、この炊き分け機能の差は重要である。

⏰ 保温時間とサイズ・重量の違い

最大保温時間はNW-BA10が40時間（極め保温）、NW-YB10が30時間（うるつや保温）。10時間の差は、週末に炊いたごはんを長時間保温したい家庭には大きな違いとなる。

一方、サイズと重量はNW-YB10の方がコンパクト。幅が2.5cm小さく、1kg軽い。限られたキッチンスペースに置く場合や、頻繁に移動させる場合はNW-YB10の方が扱いやすい。液晶画面はNW-BA10の高コントラスト液晶の方が見やすい。

つまりNW-BA10とNW-YB10の違いは、わが家炊き機能（49通り）、冷凍ごはんメニュー、炊き上げ圧力機能、雑穀米・麦ごはんの炊き分け、保温時間の延長など。基本的な豪熱大火力での炊飯性能は同じだが、カスタマイズ性と機能性に大きな差がある。

どっちがおすすめ？

家電販売の経験から一言

象印の豪熱大火力シリーズは、どちらも大火力で激しい対流を起こし、お米の甘みを引き出す優れた炊飯器。NW-BA10の最大の魅力は「わが家炊き」機能。49通りの炊き分けで、家族の好みにピッタリ合った食感を見つけられる。実際、店頭でも「前のモデルより自分好みに炊ける」という声をよく聞く。冷凍ごはんメニューも、共働き世帯には特に好評。週末にまとめて炊いて、平日は解凍するだけという使い方が定着している。一方、NW-YB10は機能を絞ったシンプルモデル。わずか1ヶ月の発売時期の差で、価格差も約3,000円程度。この価格差なら、機能充実のNW-BA10を選ぶ価値は十分ある。ただし、コンパクトさを重視するならNW-YB10も良い選択。どちらを選んでも、豪熱大火力の美味しさは保証される。