【鬼比較】NE-MS4Dと型落ちNE-MS4Cの違い口コミ レビュー！パナソニック

🍲 ワンボウルメニューが充実（最大の進化）

NE-MS4Dでは、下ごしらえした材料を耐熱ガラス製ボウルに入れるだけで調理できるワンボウルメニューに、「やみつき野菜」と「スープ」が追加された。

やみつき野菜では、ピーマンとツナの塩昆布あえ、にんじんのハニーマスタード、きのこのナムルなど、副菜が簡単に完成。スープメニューでは、ほうれん草の中華風スープ、コンソメスープ、豚汁といった汁物が手軽に作れる。フライパンや鍋を使わないため洗い物が減り、調理中は他の家事に時間を使える。

📊 自動メニュー数が大幅に増加

自動メニュー数は、NE-MS4Dが77、NE-MS4Cが51と、26種類も増えた。取説掲載レシピ数も69と67で、2レシピ追加されている。

増えたメニューの多くは、ワンボウルで作れる副菜やスープのレシピ。これまで手動で温度や時間を設定していた料理が自動メニューに加わったことで、ボタンを押すだけで適切な加熱ができるようになった。料理のレパートリーを広げたい人や、献立を考える負担を減らしたい人にとって心強い。

💡 ホワイトバックライト液晶で視認性向上

NE-MS4Dの液晶は、グレー液晶からホワイトバックライト液晶へと進化。バックライトが付いたことで、暗いキッチンや夜間でも文字がくっきり見える。

型落ちモデルのグレー液晶は照明の当たり方によって見づらい場面があったが、バックライト付きなら時間帯や設置場所を選ばず快適に操作できる。メニュー選びや温度確認がスムーズになり、操作ミスも減る。

🔄 メモリー機能は廃止

NE-MS4Cに搭載されていたメモリー機能は、新モデルでは非搭載となった。メモリー機能は前回設定した温度や仕上がり調整を記憶し、次回の加熱時に表示してくれる便利な機能だった。

ただし、自動メニュー数が51から77に増えたことで、手動設定する機会そのものが減っている。よく作る料理が自動メニューに含まれていれば、メモリー機能がなくても不便を感じにくい。

🎨 白系カラーの色味が変化

本体色はブラックとホワイト系の2色展開で共通だが、白系の色味が異なる。NE-MS4Dは「オフホワイト」、NE-MS4Cは「ホワイト」。

オフホワイトは純白にわずかに黄色やベージュが混ざった柔らかく温かみのある色合いで、木目調のインテリアやナチュラルな雰囲気のキッチンに調和する。これに対しホワイトは、クリーンで明るい印象を与える標準的な白色。好みのインテリアに合わせて選べる。

つまりNE-MS4Dと型落ちNE-MS4Cの違いは、ワンボウルメニューの追加と自動メニュー数の増加、液晶のバックライト化など。メモリー機能が廃止された点は残念だが、自動メニューが充実したことで手動設定の機会自体が減っている。

どっちがおすすめ？

家電販売の経験から一言

パナソニックの26Lオーブンレンジは、手頃な価格帯で充実した基本機能を搭載したベーシックモデル。ヨドバシで炊飯器や調理家電を担当していた頃、このクラスのオーブンレンジは「初めて買う」「買い替えで十分な機能が欲しい」という人に人気があった。新モデルNE-MS4Dの最大の進化点は、ワンボウルメニューに「やみつき野菜」と「スープ」が追加されたこと。耐熱ガラス製ボウルに材料を入れてボタンを押すだけで副菜や汁物が完成するため、共働き世帯や子育て中の家庭にとって強い味方。自動メニュー数も51から77に増え、レシピ本がなくても日常的な料理からおもてなし料理まで対応できる。ホワイトバックライト液晶は暗いキッチンでも見やすく、操作ミスが減る点も地味に嬉しい改良。型落ちNE-MS4Cは、メモリー機能で前回の設定を記憶してくれるため、毎日同じような調理をする人には便利。牛乳を温める、冷凍ごはんを解凍するといったルーティンがワンタッチで完結する。基本性能は同じなので、追加メニューが不要ならお買い得な型落ちで十分。どちらを選んでも、26Lの広さと赤外線センサーによる適切なあたため、最高250℃のオーブン機能で日常使いには申し分ない。