『鬼比較』JRI-H180と型落ちJRI-B180の違い口コミ レビュー！[炊きたて] 圧力IHジャー炊飯器

🍙 大家族やまとめ炊きに嬉しい「おにぎりメニュー」

JRI-H180は1升モデルならではの大容量を活かし、「おにぎりメニュー」を搭載。最大10合分のおにぎり用ごはんを一度に炊けるため、運動会や遠足、部活の差し入れなど、大量のおにぎりが必要な場面で威力を発揮する。

冷めてももっちり食感を保つ専用プログラムは、朝炊いたごはんで作ったおにぎりが、お昼になってもコンビニのような食感を維持。大家族の毎日のお弁当作りや、週末のまとめ炊きにも最適だ。

🧼 型落ちモデルの隠れた長所「抗菌加工しゃもじ」

JRI-B180には「抗菌加工しゃもじ（自立式）」が付属。1升モデルは大量のごはんを扱うため、しゃもじの使用頻度も高く、衛生面がより重要になる。

特に梅雨時期や夏場の雑菌繁殖を抑制できる抗菌加工は、大家族や食べ盛りの子供がいる家庭にとって見逃せないポイント。JRI-H180のしゃもじは自立式だが、抗菌加工は施されていない。

💡 1升モデルの電気代差を具体的に計算

年間消費電力量の差は4kWh（JRI-H180：140kWh/年、JRI-B180：144kWh/年）。電気代を1kWhあたり31円で計算すると、年間約124円の差。10年使えば1,240円の差になる。

1回の炊飯で2Whの差（JRI-H180：239Wh/回、JRI-B180：241Wh/回）。毎日1回炊飯すると年間で730Wh（約0.7kWh）の差。保温時も1時間あたり1.2Whの差があり、1日8時間保温すれば年間で約3.5kWhの差になる。

1升モデルは元々消費電力が大きいため、わずかな省エネ性能の差でも年間で見ると意味のある節約になる。特に毎日フル活用する大家族なら、長期的な電気代削減効果は無視できない。

🎨 1升モデルは単色展開でシンプルに

5.5合モデルとは異なり、1升モデルは両機種とも単色展開。JRI-H180はブラック(K)のみ、JRI-B180はホワイト(W)のみとなっている。

ブラックは汚れが目立ちにくく、重厚感のある印象。一方、ホワイトは清潔感があり、明るいキッチンにマッチする。1升モデルは存在感があるため、キッチンのインテリアとの調和を考慮して選びたい。

⚖️ わずか100gの差でも体感できる軽量化

JRI-H180は6.6kg、JRI-B180は6.7kgで、その差は100g。1升モデルは元々重いため、少しでも軽い方が扱いやすい。

特に高齢者や女性が使う場合、6kg超の炊飯器を持ち運ぶのは負担が大きい。収納棚への出し入れや、内釜を洗う際の移動など、日常的な動作で100gの軽量化は意外と大きな違いになる。

つまりJRI-H180と型落ちJRI-B180の違いは、おにぎりメニューの有無、しゃもじの抗菌加工、わずかな省エネ性能と軽量化、そしてカラー展開。基本的な炊飯性能は同等なので、大量炊飯のニーズに合わせて選べばよい。

どちらを選ぶべき？

家電販売の経験から一言

1升モデルは大家族や業務用途向けの特殊なニーズに応える製品。両モデルとも基本性能は同じ高水準で、違いは付加機能のみ。おにぎりメニューは大量調理時に真価を発揮する機能で、運動会や部活の差し入れなど、定期的に大量のおにぎりを作る家庭なら価値が高い。一方、抗菌加工しゃもじは毎日の衛生管理に貢献する地味だが重要な機能。電気代の差は年間124円程度だが、1升モデルは使用頻度が高いことが多いため、長期的には意味のある節約になる。カラーは選択の余地がないため、キッチンのインテリアに合わせて選ぶことになる。