東芝REGZAの新旧モデルとなる新モデル85Z970Mと型落ち75Z875Lの徹底比較と特徴をご紹介。
どちらもタイムシフトマシン搭載の最高峰4K液晶フラッグシップモデル85V型で、新モデルは業界初のミリ波レーダーを用いた新機能により4Kレグザ史上 最高画質・音質を実現!
85Z970Mの発売日は2023年5月
Z875LシリーズからZ970Mシリーズへ変化。
機能や画質の違い、値段の差もしっかり確認。それによって、お得度が変わってくる。
新モデル 85Z970M

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新旧比較
※ 型落ちの85V型85Z875Lは存在しないので、75Z875Lで比較
新モデル85Z970Mと型落ち75Z875Lの違い
Z970Mシリーズは85V 型が追加された⬇
型落ち | 新モデル | |
85V 型 | ナシ | 85Z970M |
75V 型 | 75Z875L | 75Z970M |
65V 型 | 65Z875L | 65Z970M |
発売年度
75Z875L : 2022年 6月
85Z970M : 2023年5月
画質の進化
new! 業界初・ミリ波レーダー
75Z875L : ✕ ナシ
85Z970M : 新搭載!
新モデルは、ミリ波レーダーが検知した位置情報に基づき視聴距離に即した適切な画質に自動調整できるようになった。
近距離ならノイズを抑制して自然な高画質に、遠距離なら精細感を高め、メリハリのある高画質を実現させる。
new! レグザセンシング
レグザの前に人を検出できない状態が一定時間続くと、自動的にレグザが省エネモードに入るようになった!
電源オフの時にはレグザが近づく人を検知し、電源オンで素早く起動へ。(new! 高速電源オン)
new! 液晶の違い
さらに新モデルは、新開発4K Mini LED広色域量子ドット液晶パネルモジュールを新搭載へ!
右が新モデル⬇
75Z875L![]() | 85Z970M![]() |
新開発のパネルモジュールは、レグザ史上最高輝度のMini LEDを採用し、エリアコントロール数を従来比約10倍に拡充。
電流とパルス幅変調(PWM)を組み合わせ、点灯値の生成に仮想細分割エリアを用いて絵柄に適したLED点灯させる階調重視信号補正を行うことで、発生しがちなハロを抑制するとともに、階調性豊かな高コントラスト映像を実現します。
さらに、新開発のAR処理により外光反射を抑え、明所のコントラストも従来比約 2倍に向上させました。
視野角補正シートも採用しており、さまざまな視聴環境において、高画質な映像をお楽しみいただけます。
つまり新モデルは、さらに高画質!
new! 低反射 ARコート
75Z875L : ✕ ナシ
85Z970M : 新搭載!
スマホの方は横にして見るとさらに拡大表示 ⇑
液晶表面に、外光の拡散反射を抑制しながら映り込みを抑制するシートを新採用!
斜めから見ても明るさが失われにくくキレイに映像を再現でき、明るいリビングでも鮮明な映像を映し出せるようになった。
高画質機能
75Z875L : △ AI ナチュラル フォーカス テクノロジー
85Z970M : AI ナチュラル フォーカス テクノロジーPRO
新モデルは、ディープニューラルネットワークAIエンジンにより画像の構図を正確に把握し高画質化できるようにになった!
従来よりも高い精度で、被写体の顔や髪・衣装などの質感や精細感を向上させつつ背景のノイズを抑制し、空間の奥行きまでリアルに再現可能。
アニメビューティPRO(アニメ顔検出)
75Z875L : ✕ ナシ
85Z970M : 新搭載!
AIによる顔検出がアニメのキャラクターの顔をも検出できるようになった!
アニメの顔のバンディングノイズを低減し、アニメキャラクターの輪郭もくっきりに補正。
背景のノイズも低減し、アニメでもより高画質で楽しめるようになった。
new! タイムシフトのざんまいスマートアクセスが進化
テレビ番組だけでなく、新たにネット動画も横断して、好きなジャンルやアーティスト出演のコンテンツを探すことができるようになった!
new! ゲームセレクト
従来はただのゲームモードだったが、新モデルはゲーム画質に最適な「スタンダード」、画質がきれいで見やすい「ロールプレイング」、操作性を重視した低遅延と、暗部をより見やすくする「シューティング」の3種類から選べるようになった。
音質の進化
new! ミリ波レーダー高音質
75Z875L : ✕ ナシ
85Z970M : 新搭載
テレビの正面にいても、斜めの位置にいても、自動的に視聴位置にあわせた適切な高音質が楽しめるようになった!
画面のセンターからずれた位置で視聴した場合は、左右のスピーカーからの出力タイミングを自動調整。
たとえ斜めに居ても画面から音が出ているように感じられる!
視聴者が複数人の場合は、テレビに最も近い人を基準に自動調整。
ミリ波レーダーを新搭載したからこそ出来るようになった機能。
この技術、実はテレビ画面の見え方にも影響を与える。
音声がクリアになるので映像に合わせて音量を上げる必要がなくなり、映像と音声のバランスが良くなり、さらに鮮明さと臨場感アップ!
サウンドシステム
75Z875L : △ 重低音立体音響システムZP
85Z970M : new! 重低音立体音響システムZHD
型落ち 75Z875L | 新モデル85Z970M |
重低音バズーカを含む7個のスピーカーを70Wのアンプで駆動。 | 重低音バズーカを含む新たに開発した10個のスピーカーを82Wのアンプで駆動。 |
新モデルはスピーカーの数、音質の向上だけでなく、新搭載 レグザセンシング ミリ波レーダーにより、あなたの位置を検出しサウンドがさらにハイクオリティに!
どちらも立体音響技術「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」にも対応しており、映画館のように立体的で迫力のあるサウンドを楽しむことが出来る。
new! 新リモコン(右)
75Z875L![]() | 85Z970M![]() |
リモコンのダイレクトボタンはdTVの代わりにWOWOWオンデマンド・NHK+が追加、ネット動画サービスやアプリの一覧がみられるホームボタン追加、4K・CSボタン位置変更。
「地デジ」「BS/CS」「BS/CS 4K」など視聴に関するボタンが集中したので、切り替えがよりスムーズになった。
入力切換の選択肢に「メディアプレーヤー」「スクリーンミラーリング」「AirPlay」が追加。
入力切換ボタンの操作で簡単にアクセスできるようになった。
使いやすさに配慮した設計になり快適に操作できる新レグザリモコン。
年間消費電力量
型落ち 75Z875L | 新モデル85Z970M |
307kWh/年 | 283kWh/年 |
年間電気代(1kWh27円換算)
画像が大きいのに新モデルの方が648円 安くなる。
2機種の仕様
75Z875Lから85Z970Mへの機能追加まとめ
新搭載のミリ波レーダーにより視聴者の位置情報に基づいて最適化、さらなる高画質化・高音質化。
新開発4K Mini LED広色域量子ドット液晶パネルモジュールにより従来比約1.3倍の高輝度化、高コントラストかつ色鮮やかになり、より高画質に!
外光の拡散反射を抑制しながら映り込みを抑制できる、低反射ARコートを追加。
ネット動画ビューティ・地デジAIビューティ・美肌フェイストーンがPROへと進化し、さらなる高画質へ。
ゲームセレクト3モード・アニメ顔の検出機能を新搭載へ(従来はゲームモードのみ)
タイムシフトのざんまいスマートアクセスでネット動画も検索可能になり、さらに、好きなタレントの出演シーンだけを一覧表示できるようになった。
リモコンのダイレクトボタンにWOWOWオンデマンド・NHKプラスの2つが追加された(従来はdTV)
ネット動画サービスでDAZNが追加された(従来から主要なものはカバー)
iPhoneもandroidだけでなく、新たにAirPlayもミラーリング対応になり、スマホ連携がさらに強化。
入力切換の選択肢に「メディアプレーヤー」「スクリーンミラーリング」「AirPlay」が追加された。
新シリーズのラインナップ 従来の65V 型と75V 型に加え、85V 型が追加された。
new! 地デジAIビューティPRO
型落ち品は安い代わりに製造年が古いため、気が付かない程度に経年劣化していることもお忘れなく!
現在の価格
65V型 65Z875L
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新モデル 85V型 85Z970M
75V型 75Z970M
65V型 65Z970M
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型落ち 75Z875L | 85Z970M![]() |
![]() | ![]() |
※ZRαの名称は旧シリーズと同じだが、新モデルZ970Mは最新のアルゴリズムを使用した2023年版・上位ZRαの位置づけ。
こちらも参考に
レビュー比較
85Z970Mの口コミ レビュー
(型落ち75Z875L含む)
マイナス点
・他の875Lユーザーが書かれているように、リモコンの受信範囲が狭い。
・電源のLEDが暗いので、近くへ行って確認しないとONになったかわからない。
・AI処理の為だと思うが、チャンネル切り替えに時間がかかる。
・全面白画面の時まぶしい。・人物が浮かび上がる画像処理が売りのようだが、私にはクロマキー合成に見えてしまう。また、建物はCGに見えてしまうことも。
プラス点
・まるごとchボタンで地デジほぼ全局を同時に確認できる。
・75インチで40kgと、意外に重くない(東芝は重いという印象が今まであった)。
・有機EL65インチと同程度の価格で75インチが手に入る。価格自体もキャッシュバックで他メーカーより安めだった。大画面で観るテレビはやはり見え方が違ってきますね。迷ったら大画面を選んで間違いなし。
地デジが75インチなのに断然綺麗に見えるのはビックリしました画像処理は進化しているようです。今までAmazon Prime Videoなどは初代4k fire tvを使用していましたが動作など早くなりましたので不満ありません。リモコン赤外線出力が弱いのか反応範囲は狭いですスマートリモコンNature Remoは横からの配置で普通に使えます。音質はavアンプ使用してサラウンド組んでいるので無評価 タイムシフトは変わらず便利です画面もサイズアップして満足な買い物でした。
75インチはやはり観やすい。ミニLEDはまだ進化する埋め込みがありますが明るくて綺麗です。 地もデジ極力ノイズを抑えてあり エンジンの処理能力を
感じます。でドラマを観るのがまた楽しくなりました。 バトルはウーファーが1個なので少し物足りないですが迫力ある臨場感たっぷりです。 タイムシフトマシンも毎日大活躍。
共通の機能
搭載チューナー
地上デジタル×9(タイムシフトマシン含む)、BS/110度CSデジタル×3、BS/CS 4K放送×2。
地デジ/BS/CSの2番組同時、4K放送を視聴しながら別の4K放送の裏番組を別売りの外付けUSB HDDで録画できる機種。(4Kダブルチューナーウラ録・BSも地デジも3チューナーW録)
放送済みの番組をさかのぼって見られる全録機能「タイムシフトマシン」も搭載。
レグザエンジンZRα
目指したのは、想像をはるかに超える感動体験。
人間の感性を持ったかのような映像解析能力を備えたレグザ最新のハードウェアAIエンジンZRαは、
ディープニューラルネットワークを駆使して、高ビットの信号処理と最新の超解像技術を用い、人が見ている世界をより自然な美しさで再現。
圧倒的なテクスチャー再現力により、手を伸ばせば届きそうなほどの質感や、まるでその場に居るかのような空気感まで表現できる!
美肌高画質
レグザエンジンZRαにより、映像の中から人物の顔を探して、肌の色がカラーシフトしているか判定。
照明などの影響により不自然に映し出される肌の色をより自然に描き出す。
リアルで立体感ある映像になるので美しい!
64色軸リッチカラーイメージコントロール
色が驚愕のリアル!
広色域映像を表現するには緻密な色彩コントロールが必要。
映像信号として圧縮された色域に対して、レグザは7168項目のカラーデータベースを参照し、64もの色軸による高精度な色空間変換を行う。
これにより淡い色の繊細なニュアンスなど、オリジナルに近い自然な色を再現する。
オーディオキャリブレーション
テレビから発するテストトーンを、リモコンのマイクで測定。
リビングやベットルームなどの各部屋に最適なオーディオ設定に自動調整してくれるので、適切な設定で臨場感あるサウンドを楽しめる。
はじめにジャンプ(タイムシフトマシン)
テレビ起動時やチャンネル選局時に気になる番組を見つけたら、ボタン1つでオープニングから視聴できてしまう。
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ゲーム機能
瞬速ゲームモード
4K/120P入力もVRRPも 約0.83m secの低遅延で速い!(PS5などの最新ゲーム機の性能を遺憾なく発揮できる)
臨場感あふれる映像で美しい
480i/p、720p入力も大画面表示
HDR規格
HDR10、HLG、HDR10+、Dolby VisionのHDR規格、視聴環境にあわせて最適な映像を映すHDR10+ ADAPTIVE、Dolby Vision IQに対応