【鬼比較】TW-127XH5とTW-127XM5の違いを比較! 東芝ドラム式洗濯乾燥機ZABOON

🌊 洗浄機能の格差は明確

TW-127XH5の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」は、ウルトラファインバブルに加えてマイクロバブルを搭載。目に見えないナノサイズの泡が洗剤の洗浄成分を繊維の奥まで運び、皮脂汚れを落として黄ばみを防ぐ。さらにマイクロバブルがはがれた汚れを吸着して黒ずみも抑制。

これに対してTW-127XM5の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」は、ウルトラファインバブルのみで洗浄。十分な洗浄力はあるものの、汚れの再付着防止効果ではEXに及ばない。

TW-127XH5だけに搭載される「高濃縮ワイドシャワー」は、洗い始めから高濃度の洗剤液を直接衣類に噴射。繊維の奥のガンコな汚れに素早くアプローチし、洗濯時間を約30分に短縮した。TW-127XM5は従来の循環シャワーのみで約35分かかる。

🔥 温水機能の有無が汚れ落ちに直結

TW-127XH5は「温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄」を搭載。15℃から60℃まで5段階の温度設定により、油汚れの溶解、黄ばみの除去、除菌まで対応。特に60℃除菌は赤ちゃんの肌着や衛生面を重視する衣類に効果的。

TW-127XM5は温水機能非搭載。水道水の温度のまま洗浄するため、油汚れや皮脂汚れが落ちにくい冬場は洗浄力に差が出る。ガンコな汚れには洗剤量を増やすか、つけ置きが必要になることも。

温水機能は電気代が増えるデメリットもあるが、汚れ落ちを重視するならTW-127XH5の価値は高い。

🦠 UV除菌機能の違いは大きい

TW-127XH5は「UV除菌洗乾」と「UV温風除菌」を搭載。UV-Cの照射により菌の減少率99％以上、ウイルス抑制、消臭効果を実現。水で洗えない帽子やぬいぐるみ、革製品なども除菌できる画期的な機能。

TW-127XM5の「除菌乾燥モード」と「除菌消臭コース」は、温風による除菌で一定の効果はあるものの、UV除菌ほどの強力な効果は期待できない。特にウイルス抑制効果に差が出る。

花粉症やアレルギー体質の家族がいる家庭、衛生面を重視する人にはTW-127XH5のUV除菌機能は大きな魅力となる。

📱 使い勝手の面でも大きな差

TW-127XH5は「スマートフォン連携」に対応。専用アプリで外出先から運転状況の確認、終了通知の受信、コースの追加ダウンロード、洗剤・柔軟剤の自動再注文まで可能。共働き世帯や外出が多い人には便利な機能。

「槽内LED照明」もTW-127XH5のみの装備。洗濯物の取り忘れ防止や、暗い場所での作業時に役立つ。さらに「乾燥フィルターラクラクお手入れ」も搭載し、日々のメンテナンスが格段に楽になる。

TW-127XM5はこれらの便利機能を省略することで価格を抑えている。基本的な洗濯乾燥機能は十分だが、使い勝手の面ではXH5に大きく劣る。

🧹 お手入れ機能の充実度も違う

TW-127XH5だけに搭載される「バブルdeメンテ」は、洗濯のたびにウルトラファインバブルとマイクロバブルが洗濯槽への汚れ付着を抑制。槽洗浄の頻度を通常の1〜2か月に1回から3〜4か月に1回に軽減できる。

「60℃温水槽洗浄」もXH5のみの機能。高温で洗濯槽を徹底的に洗浄し、カビや汚れを強力に除去。通常の槽洗浄では落としきれない汚れも、温水の力でしっかり洗い流す。

TW-127XM5は通常の槽洗浄・槽乾燥コースのみ。基本的なお手入れ機能は備えているが、XH5のような手間を減らす工夫や強力な洗浄機能は搭載されていない。

⚡ 消費電力量は基本モデルが有利

意外なことに、洗濯〜乾燥の消費電力量はTW-127XM5が約1020Whで、TW-127XH5の約1330Whより310Wh少ない。1回あたり約9円の差で、毎日使えば年間約3,285円の電気代差が生じる。

これは温水機能やUV除菌機能、スマートフォン連携など、TW-127XH5の高機能が電力を消費するため。ただし節電モードでは両モデルとも約670Whで同等となる。

電気代を抑えたいならTW-127XM5、機能を重視するならTW-127XH5という選択になる。質量もTW-127XM5が約88kgで1kg軽いが、実用上はほぼ同等。

つまりTW-127XH5とTW-127XM5の違いは、抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX（マイクロバブル搭載）、温水機能、UV除菌機能、高濃縮ワイドシャワー、バブルdeメンテ、スマートフォン連携、槽内LED照明、乾燥フィルターラクラクお手入れ、60℃温水槽洗浄の有無など。洗浄力と除菌力、使い勝手を重視するならTW-127XH5、電気代を抑えて基本性能で十分ならTW-127XM5という選択になる。

✅ TW-127XH5がおすすめの人

• ガンコな汚れをしっかり落としたい人
• 温水洗浄で油汚れや黄ばみを除去したい人
• UV除菌で衛生面を重視する人
• マイクロバブルで黒ずみも防ぎたい人
• スマホで外出先から操作したい人
• 暗い場所でも作業しやすくしたい人（槽内LED）
• お手入れの手間を減らしたい人
• 槽洗浄の頻度を減らしたい人（バブルdeメンテ）
• 少しでも時短したい人（洗濯5分短縮）
• 花粉症やアレルギー対策を重視する人

💰 TW-127XM5がおすすめの人

• 電気代を抑えたい人（年間約3,285円節約）
• 基本的な洗浄力で十分な人
• 温水機能は不要と感じる人
• UV除菌までは必要ない人
• スマホ連携は使わない人
• Ag+抗菌水があれば満足な人
• シンプルな操作を好む人
• 5分の時短にこだわらない人

📌 まとめ：TW-127XH5とTW-127XM5は、同じ2025年モデルの新ヒートポンプユニット搭載機。TW-127XH5は洗浄力と除菌力を極めた上位モデルで、温水機能・マイクロバブル・UV除菌・スマホ連携など充実の機能を搭載。それに対してTW-127XM5は電気代を抑えながら基本性能を充実させた実用モデル。汚れ落ちと衛生面、使い勝手を重視するか、電気代と基本性能のバランスを取るかで選択が分かれる。