【鬼比較】TW-127XH5と型落ちTW-127XH4の違い口コミ:レビュー! 東芝ドラム式洗濯乾燥機ZABOON

🌊 抗菌ウルトラファインバブル洗浄がEXへ進化

TW-127XH5の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」は、従来のウルトラファインバブルに加えて「マイクロバブル」を新たに搭載。目に見えないナノサイズのウルトラファインバブルが洗剤の洗浄成分を吸着して繊維の奥に入り込み、皮脂汚れを落として衣類の黄ばみを予防する。

新たに加わったマイクロバブルは、ウルトラファインバブルがはがし取った汚れを吸着し、衣類から引き離すことで黒ずみを防ぐ。この2種類の微細な泡の相乗効果により、衣類の黄ばみと黒ずみの両方を抑制できるようになった。

💧 高濃縮ワイドシャワーで時短を実現

TW-127XH5では、従来の2本の循環シャワー「大流量ダブルシャワー」に加えて、「高濃縮ワイドシャワー」を1本追加。ウルトラファインバブル水と洗剤を高い濃度で混ぜ合わせた高濃縮洗剤液を、洗い始めに衣類へすばやく浸透させる。

従来の循環シャワーは洗濯槽に溜めた水を使用していたが、高濃縮ワイドシャワーは新たに搭載した経路から直接衣類に噴射するため、水を溜める時間が不要。洗剤量や使用水量はそのままで、洗濯運転時間を約35分から約30分に5分短縮した。

🔄 新ヒートポンプユニットで乾燥時間短縮

TW-127XH5の新ヒートポンプユニットは、従来直列だったユニット内部の熱交換器（除湿をするための低温部と温風を作るための高温部）に流れる冷媒の配管を並列化。流路抵抗を低減し、低温部の温度上昇を抑えることで、効率的に熱交換できる構造へと改良された。

この改良により熱交換率・除湿能力がアップし、洗濯〜乾燥運転時間を従来の約96分から約87分に9分短縮。さらに新しいトルク制御方式を採用してコンプレッサーの回転速度変動を予測し、振動を抑えて低速動作を可能にした。節電モードでは消費電力量を約720Whから約670Whに削減し、1回あたり約21円の電気代で運転できる。

🧹 バブルdeメンテでお手入れ頻度を軽減

TW-127XH5に新搭載された「バブルdeメンテ」は、洗濯のたびにウルトラファインバブルとマイクロバブルの効果を活用して洗濯槽への汚れ付着を抑制する機能。従来1〜2か月に1回程度必要とされていた槽洗浄が、3〜4か月に1回で済むようになった。

水道水と比較して、ウルトラファインバブル＋マイクロバブル水による洗濯槽への汚れつきが大幅に減少。日々のお手入れの手間を軽減できる実用的な機能となっている。

🔧 新排水フィルターでお手入れ性向上

TW-127XH5の新排水フィルターは、糸くずが通り抜けにくいように穴の大きさを小さくする一方で、穴の数を約2倍に増やすことで排水能力を維持。糸くずなどのゴミをしっかりと集め取る。

フィルターの内面が平滑になったことで、糸くずが穴に引っかかりにくくなり、付着した糸くずは布などで簡単に拭き取ることができ、手を汚さずにお手入れが可能となった。

⏱️ 節電モードの特性変化

節電モードの運転時間はTW-127XH4の約205分からTW-127XH5の約215分へと10分増加している。これは新ヒートポンプユニットがより低速で効率的に動作することで、時間をかけて省エネを実現する設計によるもの。

結果として消費電力量は約720Whから約670Whへと50Wh削減され、より経済的な運転が可能になった。時間に余裕がある場合は、節電モードを活用することで電気代を抑えられる。

つまりTW-127XH5と型落ちTW-127XH4の違いは、抗菌ウルトラファインバブル洗浄EXへの進化（マイクロバブル追加）、高濃縮ワイドシャワーとバブルdeメンテの新搭載、新ヒートポンプユニットによる時短と省エネ、新排水フィルターなど。基本的な洗濯乾燥性能は同等だが、洗浄力の向上と時短・省エネ性能が大幅に改善されている。

✅ TW-127XH5がおすすめの人

• 時短を重視する人（洗濯5分、洗濯〜乾燥9分短縮）
• マイクロバブルで黒ずみも防ぎたい人
• 高濃縮洗剤液で汚れ落ちを向上させたい人
• 槽洗浄の頻度を減らしたい人（バブルdeメンテ）
• 節電モードで電気代を抑えたい人（50Wh削減）
• お手入れを楽にしたい人（新排水フィルター）

💰 TW-127XH4がおすすめの人

• 基本性能で十分満足な人
• ウルトラファインバブル洗浄Wでも十分と感じる人
• 節電モードを短時間で済ませたい人（10分短い）
• 温水機能とUV除菌があれば十分な人
• 実績のある製品を選びたい人

📌 まとめ：TW-127XH5とTW-127XH4は、どちらも東芝ZABOONシリーズのハイスペックモデル。TW-127XH5は洗浄方式の進化（マイクロバブル追加）、高濃縮ワイドシャワーによる時短、新ヒートポンプユニットによる省エネ、バブルdeメンテによるお手入れ頻度軽減など、全体的な使い勝手が向上。それに対してTW-127XH4も温水機能やUV除菌など充実した機能を備えており、実用上は十分な性能を持つ。時短と省エネを重視するならTW-127XH5、価格と機能のバランスを考えるならTW-127XH4という選択になるだろう。