【鬼比較】ES-11K1と型落ちES-K11Cの違い口コミ:レビュー! SHARPドラム式洗濯乾燥機

📋 公式仕様表記の謎を解明

ES-11K1の公式仕様には「プラズマクラスター除菌乾燥」「無排気乾燥」と明記されているが、ES-K11Cは「プラズマクラスター」としか書かれていない。一見すると新モデルだけの機能に見えるが、これは単なる表記の省略。

シャープの公式プレスリリース（2024年8月1日）を確認すると、ES-K11Cには「消臭シワ抑えコース」を「新たに搭載」と明記されている。また大手家電量販店の商品ページや鬼比較.comの過去記事でも、ES-K11Cに無排気乾燥方式が搭載されていることを確認済み。

つまり両モデルは、プラズマクラスター除菌乾燥、無排気乾燥、消臭シワ抑えコースのすべてを搭載しており、機能面では完全に同等。公式仕様は表記を簡略化しただけで、実際の性能差はない。

🎛️ 操作パネル名称が変更されただけ

ES-11K1は「ダイレクトタッチナビ」、ES-K11Cは「光るタッチナビ」と名称が異なる。どちらもガラスパネルに光るタッチキー方式で、デザインと呼び方が変わっただけ。

操作方法や使い勝手に大きな違いはなく、見た目の印象が若干変わる程度。機能的には同じタッチパネル式の操作部なので、どちらを選んでも直感的に使える。

💰 洗濯コストに1.4円の差

洗濯〜脱水11kgにかかるコストは、ES-11K1が38.8円/回、ES-K11Cが37.4円/回で、1回あたり1.4円の差。内訳を見ると、水道代と電気代は同額で、洗剤代だけがES-11K1の方が1.4円高い。

なぜ新モデルの方が洗剤コストが高く設定されているのか、公式仕様には理由の記載がない。性能や機能が同じなのに洗剤の使用量が増える理由は不明。仮に毎日使っても年間約511円の差なので、実用上はほとんど気にならないレベル。

洗濯〜乾燥6kgのコストは両モデルとも95.9円/回で完全に同じ。標準使用水量、消費電力量、目安時間もすべて同一なので、基本性能に差はない。

🎨 本体カラーの選択肢が違う

ES-11K1はホワイト系のみの1色展開。左開き（ES-11K1-WL）と右開き（ES-11K1-WR）の両方が用意されている。

ES-K11Cはクリスタルホワイトとリッチブラウンの2色から選べる。クリスタルホワイトは左開き（ES-K11C-WL）と右開き（ES-K11C-WR）があるが、リッチブラウン（ES-K11C-TL）は左開きのみ。

ブラウン系の落ち着いた色合いが好みなら、ES-K11Cの型落ちモデルを選ぶしかない。新モデルではブラウンが廃止され、ホワイト系に統一された。

つまりES-11K1と型落ちES-K11Cの違いは、操作パネルの名称変更、洗濯コスト1.4円差（洗剤代のみ）、本体カラーなど。洗濯・乾燥容量、消費電力量、運転時間、運転音、外形寸法、質量はすべて同じ。プラズマクラスター除菌乾燥、無排気乾燥、消臭シワ抑えコースも両モデルに搭載されており、基本性能は完全に同等。

どっちがおすすめ？

家電販売の経験から一言

シャープのプラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機は、マイクロ高圧洗浄とひまわりガラスで高い洗浄力を実現しながら、業界最高水準の節水性能を誇るモデル。ES-11K1と型落ちES-K11Cは、公式仕様の表記が異なるため一見すると新モデルだけの機能があるように見えるが、実際には基本性能が完全に同等。プラズマクラスター除菌乾燥、無排気乾燥、消臭シワ抑えコースはどちらも搭載されており、洗濯・乾燥容量、消費電力量、運転時間、運転音もすべて同じ。真の違いは操作パネルの名称変更、洗濯コスト1.4円差（洗剤代のみ）、本体カラーの選択肢の3点だけ。型落ちES-K11Cはリッチブラウンが選べる唯一のモデルで、洗濯コストも若干安い。在庫限りなので売り切れる前の購入をおすすめする。どちらを選んでも、毎秒10万個以上の微細な水滴で繊維の奥まで洗浄し、無排気乾燥方式で洗面脱衣室が蒸し暑くならない快適さは変わらない。