【鬼比較】BD-SV120Mと型落ちBD-SV120Kの違い口コミ:レビュー! 日立ビッグドラム

👔 スチームアイロンコースでシワ対策（新モデルの進化）

BD-SV120Mに搭載されたスチームアイロンコースは、1kgまでの衣類のシワを15分または30分で手軽に伸ばせる機能。朝の忙しい時間にワイシャツやブラウスのシワが気になったとき、アイロンを出さずに洗濯機で素早くケアできる。

この機能は乾燥容量とは別枠で1kgまで対応。シャツなら2〜3枚程度を一度に処理でき、出勤前の身だしなみを整えるのに役立つ。型落ちモデルにはこの機能がないため、アイロンがけの手間を減らしたい人には大きな違いとなる。

🛡️ ダニ対策コースでアレルギー対策（型落ちの独自機能）

BD-SV120Kに搭載のダニ対策コースは、3kgまでの衣類や寝具のダニを高温でしっかり対策する専用プログラム。特に小さなお子様がいる家庭や、アレルギー体質の人にとって心強い機能である。

枕カバーやシーツ、ぬいぐるみなど、ダニが気になるアイテムを定期的にケアできる。新モデルにはこの機能が省かれているため、アレルギー対策を重視する人には型落ちモデルが適している。ダニ対策コースは50℃以上で20分以上加熱するため衣類が縮むなどのデメリット面を考慮しての削除なのかもしれない。

🌀 温風ほぐし脱水でシワ軽減（新モデルの強み）

BD-SV120Mには温風ほぐし脱水機能を搭載。衣類をほぐしながら温風を吹きつけることで、干したときのシワを軽減。寒い季節でも衣類が温かいまま取り出せるのも魅力。

アイロンがけの手間を減らしたい人や、ワイシャツを頻繁に着る人には価値のある機能。型落ちモデルには通常の「ほぐし脱水」のみで、温風機能はない。

♻️ 環境に配慮した設計

BD-SV120Mは製品全体のプラスチック素材のうち、質量比10%以上に再生プラスチックを使用。環境への配慮を重視する日立の取り組みが反映されている。

消費電力は1,210Wと型落ちの1,250Wより40W少ないが、実用上はほぼ同じレベル。環境配慮は主に再生プラスチックの使用面で表れている。

💧 節水機能の名称変更

節水機能は両モデルとも同じ機能だが、名称が変更されている。BD-SV120Mは節水循環水流式、BD-SV120Kは強力循環ポンプという表記。

新モデルの紹介ページには「少ない水で洗う［強力循環ポンプ］」の表記もあり、実質的には同じ技術。ポンプで水をかき上げて循環させることで、少ない水量でも高い洗浄力を実現している。

つまりBD-SV120Mと型落ちBD-SV120Kの違いは、スチームアイロンコースと温風ほぐし脱水の搭載、環境配慮設計、そしてダニ対策コースの有無など。基本的な洗濯乾燥性能は同じなので、シワ対策重視なら新モデル、アレルギー対策重視なら型落ちという選び方が可能。

どっちがおすすめ？

家電販売の経験から一言

両モデルとも日立のビッグドラムシリーズとして、らくメンテ機能による手入れの簡単さと、風アイロンによる仕上がりの良さが魅力。新モデルのスチームアイロンコースは、朝の忙しい時間にワイシャツのシワを素早く伸ばせる画期的な機能。出勤前の身だしなみを整える人には価値がある。それに対して型落ちのダニ対策コースは、アレルギー体質の家族がいる家庭では見逃せない機能。どちらも12kgの大容量で、まとめ洗いや大物洗いに対応。基本性能は同等なので、必要な機能で選ぶのが賢明。価格差を考慮すると、多くの家庭では型落ちモデルで十分満足できるはずである。