【鬼比較】MR-P17Mと型落ちMR-P17Kの違い口コミ レビュー[三菱冷蔵庫] 168L 幅480mm

📐 冷蔵室の棚数を3段に削減して収納性向上

MR-P17Mでは、冷蔵室の棚を4段から3段に削減した。一見すると棚が減ったように思えるが、これは収納性を向上させるための設計変更。棚枚数を減らすことで各段の高さに余裕ができ、棚の位置を変えれば2Lペットボトルの縦置き収納も可能になった。

MR-P17Kは4段棚で細かく仕切られており、小分けした食材を整理しやすいメリットがある。どちらが使いやすいかは、収納する食材の種類や量によって変わる。

🍶 ドアポケットの収納が大きく変化

MR-P17Mのドアポケットは、500mlの角ペットボトルが10本入る設計。最近のコンビニやスーパーで主流となっている角型ペットボトルに対応した実用的な収納力。

これに対しMR-P17Kは、2Lペットボトル3本と1Lペットボトル1本を収納できる従来型の設計。家族で大容量ペットボトルを買う家庭には、こちらの方が使いやすい。

どちらも倒れやすいペットボトルの整理に便利なボトルストッパーを搭載しているため、安定して収納できる。

🦠 冷凍室ハンドルの抗菌仕様は型落ちのみ

MR-P17Kの冷凍室ハンドルには抗菌仕様が採用されており、買い物から帰ってきて冷凍食品を収納する際も清潔性を保ちやすい。毎日触れる部分だけに、衛生面を重視する家庭には嬉しい機能。

MR-P17Mではこの抗菌仕様が省かれており、通常の樹脂ハンドルとなっている。抗菌仕様がなくても定期的に拭き掃除をすれば清潔に保てるが、型落ちモデルだけの機能として注目すべきポイント。

⚡ 省エネ性能が1%向上

MR-P17Mの省エネ達成率は101%で、2021年度の省エネ基準を1%上回る。年間消費電力量は304kWh/年で、MR-P17Kの308kWh/年より4kWh削減されている。

電気代に換算すると年間約108円の差。大きな金額ではないが、10年使えば約1,080円の節約になる。環境負荷の軽減という意味でも、わずかながら進歩している。

🎨 本体色の選択肢が変化

MR-P17Mはマットホワイト(W)とマットサンドブラック(B)の2色展開。マットサンドブラックは砂のような質感の黒で、落ち着いた雰囲気を演出する。

MR-P17Kはマットホワイト(W)とマットチャコール(H)の2色展開。マットチャコールは灰色がかった黒で、シックな印象。

どちらもインテリアになじむマットな質感とナチュラルトーンで、ラウンドデザインを採用している。色の好みで選ぶのも一つの判断基準。

つまりMR-P17Mと型落ちMR-P17Kの違いは、冷蔵室の棚数、ドアポケットの収納仕様、冷凍室ハンドルの抗菌仕様の有無、省エネ性能、本体色など。総容量168L、外形寸法、運転音22dBは同じなので、収納の使い勝手と衛生面のどちらを重視するかが選択のカギになる。

どっちがおすすめ？

家電販売の経験から一言

三菱電機のPシリーズは、幅48cmのスリムボディに168Lの容量を詰め込んだ一人暮らし・二人暮らし向けの冷蔵庫。最大の特徴は耐熱仕様のフルフラットトップテーブルで、オーブンレンジを置けるだけでなく作業スペースとしても使える。新モデルMR-P17Mは棚を3段に削減して収納性を向上させ、500mlの角ペットボトル10本を収納できるドアポケットを採用。省エネ達成率も101%に向上している。型落ちMR-P17Kは4段棚で細かく整理しやすく、冷凍室ハンドルに抗菌仕様を採用している点が特徴。どちらも運転音22dBの静音設計で、ワンルームマンションでも気にならないレベル。