【鬼比較】MR-N40MとMR-CX37Mの違い口コミ レビュー[三菱冷蔵庫]

違い要約

MR-CX37Mの省エネ基準達成率は104%で、目標年度2021年度の基準を上回っている。グリーン購入法適合商品にも認定されており、環境配慮型の冷蔵庫として選びやすい。

MR-N40Mの省エネ基準達成率は75%。年間消費電力量は325kWh/年で、CX37Mの335kWh/年より10kWh少ない。容量が大きいにもかかわらず年間電気代が安く抑えられている点は評価できる。

電気代に換算すると年間約310円の差（電力料金31円/kWhで計算）。実用上はほとんど気にならないレベル。

🔇 静音性能に1dBの差

MR-N40Mは約16dB、MR-CX37Mは約17dBの運転音。どちらもJIS C 9607規定の静音試験による数値で、周囲温度20℃、安定運転時の測定結果。

16dBは木の葉の触れ合う音、17dBはささやき声よりも静かなレベル。1dBの差は人間の耳では判別しにくく、どちらも寝室に近いキッチンやリビング続きのダイニングキッチンでも気にならない静かさ。

📐 ワン・ツー棚の構造が違う

両モデルともワン・ツー棚を搭載しているが、MR-N40Mはスライド式ではない。棚の手前半分を奥に収納できるが、固定式のため引き出す動作が必要。

MR-CX37Mはスライド式で、棚の手前半分をスムーズに奥へ収納できる。背の高い鍋や2Lペットボトルを立てて収納するときに便利。片手で操作しやすく、使い勝手が良い。

🥩 氷点下ストッカーの機能差

MR-N40Mは氷点下ストッカーA.I.を搭載。約-3℃～0℃で生のまま約3～10日間保存でき、解凍の手間なくすぐに調理できる。

MR-CX37Mは氷点下ストッカーD A.I.を搭載。A.I.に加えて高品質解凍機能が付いており、ドリップ流出を抑えておいしく解凍できる。冷凍した肉や魚を解凍するときに、旨みや水分を逃しにくい。

解凍の品質にこだわるならCX37M、基本的な氷点下保存で十分ならN40Mという選び方ができる。

❄️ 急速冷凍機能の有無

MR-CX37Mには急速冷凍機能が搭載されている。素早く冷凍することで、食品の細胞破壊を抑えて保存できる。炊きたてごはんや手作りおかずを冷凍するとき、鮮度を保ちやすい。

MR-N40Mには急速冷凍機能がない。通常の冷凍で保存する形になるが、プレクール運転により霜取り運転前に庫内を冷やして温度上昇を抑える機能は両モデルとも搭載している。

🏆 受賞歴とグリーン購入法適合

MR-CX37Mは2017年度グッドデザイン賞（公益財団法人日本デザイン振興会主催）と、2016年キッズデザイン賞（特定非営利活動法人キッズデザイン協議会主催、子供たちを産み育てやすいデザイン部門）を受賞している。

グリーン購入法適合商品にも認定されており、環境への配慮が評価されている。デザイン性と環境性能の両方を重視する家庭に向いている。

MR-N40Mにはこれらの受賞歴がないが、機能性と容量を重視した実用的な設計。

つまりMR-N40MとMR-CX37Mの違いは、4ドアと3ドアの構造差、容量と奥行のバランス、省エネ基準達成率、ワン・ツー棚のスライド機構、氷点下ストッカーの解凍機能、急速冷凍の有無、受賞歴など。基本的な冷蔵・冷凍性能は同等なので、庫内の区分けを細かくしたいか、シンプルな3ドアで省エネ性能を取るか、どの機能を重視するかが選択のカギになる。

どっちがおすすめ？

家電販売の経験から一言

三菱電機の幅60cmスリムタイプは、大容量と使いやすさを両立している。MR-N40Mは4ドア構造で403L、年間消費電力量325kWh/年と約16dBの静音性が特徴。各部屋が独立しており、氷点下ストッカーA.I.で生のまま約3～10日間保存できる。まとめ買いをする家庭に向いている。MR-CX37Mは3ドア構造で奥行656mmのスリム設計、省エネ基準達成率104%でグッドデザイン賞とキッズデザイン賞のダブル受賞モデル。氷点下ストッカーD A.I.は高品質解凍機能付きで、急速冷凍機能も搭載している。両モデルとも野菜室が真ん中にあり、埋めちゃっタンクで庫内スペースを有効活用できる。どちらを選んでも、三菱ならではの使いやすさと省エネ性能を実感できる。