【鬼比較】HC-JK2Eと型落ちHC-JD2Cの違い口コミ:レビュー! 三菱 / 掃除機ズバQ

🗑️ 集じん方式の根本的な違い

HC-JK2Eは紙パック式、HC-JD2Cはサイクロン式という根本的な違いがある。これにより、ゴミ捨ての方法、お手入れの頻度、ランニングコストがまったく異なる。

紙パック式のHC-JK2Eは、紙パックに触らずワンタッチでゴミ捨てができるカセット式を採用。手を汚さず、ホコリが舞うこともない。紙パックの交換は必要だが、フィルターの役割も兼ねるため、お手入れの手間が少ない。

サイクロン式のHC-JD2Cは、サイクロンボックスを外してゴミ捨てする方式。紙パックが不要なのでランニングコストを抑えられるが、サイクロンボックスやフィルターの定期的な水洗いが必要。ゴミを捨てる際にホコリが舞う可能性があり、アレルギー体質の人には注意が必要。

📦 集じん容積が2倍の差

HC-JK2Eの集じん容積は0.5Lで、HC-JD2Cの0.25L（ゴミ捨てラインまで）と比べて2倍の容量。紙パック式は大容量なので、ゴミ捨ての頻度が少なくて済む。一般社団法人日本電機工業会の自主基準ゴミ1g（家庭ゴミ1日分の平均量）を基準にすると、強運転で約500日分のゴミを溜められる計算。

HC-JD2Cはサイクロン式の構造上、集じん容積が小さめ。ゴミ捨てラインまでが0.25Lなので、こまめなゴミ捨てが必要。ただしサイクロンボックスが透明なため、ゴミの溜まり具合が一目で分かるのは便利。

⏱️ 強運転の時間が異なる

標準運転の時間は両モデルとも約40分で同じだが、強運転の連続使用時間に違いがある。HC-JK2Eは約8分、HC-JD2Cは約10分。2分の差だが、カーペットやじゅうたんの掃除で強運転を使う場合、HC-JD2Cの方がやや長く使える。

自動運転（パワーシフトモード）では、HC-JK2Eが約8〜40分、HC-JD2Cが約10〜40分。床の汚れ具合を自動で検知して吸引力を調整するため、効率的な掃除が可能。

🌪️ W吸引力長持ち風路で紙パック式の弱点を克服

HC-JK2EにはW（ダブル）吸引力長持ち風路が新搭載されている。これは三菱電機のキャニスター型掃除機の長持ち風路技術を進化させたもので、紙パックを上下の風路で挟み込む構造。ゴミが溜まってきても吸引力の低下を抑制する。

紙パック式の弱点は、紙パックにゴミが溜まるとフィルターが目詰まりして吸引力が落ちること。W吸引力長持ち風路により、この問題を大幅に改善している。紙パック式でありながらサイクロン式に負けない持続力を実現。

HC-JD2Cはサイクロン式なので、もともとゴミと空気を遠心分離してフィルターの目詰まりを防ぐ構造。最大毎分約125,000回転のJCモーター、風速約51m/sの独自サイクロン構造でパワフルな吸引力を維持する。

🦠 排気性能の記載の違い

HC-JD2Cの公式仕様には、0.3μm以上の微細なゴミを99.9％以上逃さないと明記されている。試験は当社試験ゴミ（JIS試験用粉体1 4種）による。排気がクリーンで、窓を開けずにいつでも使え、側面排気なので排気が気にならない。

HC-JK2Eは紙パック式のため、公式仕様に排気性能の具体的な数値記載がない。ただし紙パックがフィルターの役割を果たすため、排気が汚れることはない。紙パック内の空気は2種類のフィルターを通って排出されるため、排気のニオイも抑えられる。

🧹 付属品の違いで用途が広がる

HC-JK2Eには毛ブラシ、ロングノズル、紙パック（MP-STC1）が付属。基本的な掃除に必要な付属品が揃っており、購入後すぐに使える。

HC-JD2Cには、これらに加えてアレルパンチふとんクリーンブラシとお手入れブラシ（充電台装着品）が付属。アレルパンチふとんクリーンブラシは、ダニの死がいやフンなどのアレル物質を抑制する植毛を採用しており、ふとんや布団の掃除に便利。試験機関は住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社、試験方法はELISA法、抑制の方法は抗アレル剤を塗布、抑制結果は90％。

お手入れブラシは充電台に装着されており、回転ブラシの毛がらみを除去するときに使う。サイクロン式はこまめなお手入れが必要なので、専用ブラシが付属するのは親切。

🎨 本体色の違い

HC-JK2Eはマットチタンブラックの1色展開。落ち着いた黒色で、高級感があり、どんなインテリアにも合わせやすい。マットな質感で指紋が目立ちにくいのも特徴。

HC-JD2Cはマットグランゴールドの1色展開。ゴールドといっても派手すぎない上品な色合いで、温かみのあるデザイン。ブラックとは印象が大きく異なるので、好みで選べる。

つまりHC-JK2Eと型落ちHC-JD2Cの違いは、集じん方式の根本的な違い（紙パック vs サイクロン）、集じん容積の2倍差、強運転時間の違い、W吸引力長持ち風路の有無、付属品の違い、本体色の違いなど。基本的な自走式パワーブラシや毛がらみ除去機能は共通なので、紙パックの手軽さを取るか、サイクロン式のランニングコストの安さを取るかが選択のカギになる。

どっちがおすすめ？

家電販売の経験から一言

三菱電機のiNSTICK ZUBAQシリーズは、スタンド一体型で収納と充電が一体化した使いやすさが最大の魅力。手前に引けばスティック、持ち上げればハンディとワンタッチで切り替えられ、小さい子どもからお年寄りまで家族みんなが使いやすい。本体質量1.9kgの軽量ボディに自走式パワーブラシを搭載し、軽い力でスイスイ動く。らくリーニングスタンドが壁際掃除中に回転ブラシを自動クリーニングし、さらに毛がらみ除去機能で引き抜くだけで毛を除去できる3ステップで、お手入れの手間を大幅に軽減している。新モデルHC-JK2Eは三菱電機初の紙パック式コードレススティッククリーナー。カセット式で紙パックに触らずワンタッチでゴミ捨てでき、ホコリが舞わず清潔。W吸引力長持ち風路により紙パックにゴミが溜まっても吸引力の低下を抑制し、集じん容積0.5Lの大容量でゴミ捨て頻度も少ない。型落ちHC-JD2Cはサイクロン式で紙パック不要のため、ランニングコストを抑えられる。最大毎分約125,000回転のJCモーター、風速約51m/sの独自サイクロン構造でパワフルな吸引力を維持し、0.3μm以上の微細なゴミを99.9％以上逃さない排気性能を誇る。アレルパンチふとんクリーンブラシが付属し、ふとんや布団のダニの死がいやフンなどのアレル物質を90％抑制できるのも魅力。どちらを選んでも、企画から製造まですべて日本国内で行われる信頼の品質と、ボーイング787の主翼製造廃材を再利用した環境配慮設計が光る。紙パックの手軽さか、サイクロン式のランニングコストの安さか、自分の生活スタイルに合わせて選べばよい。