【口コミ】EC-FR11とEC-FR10の違い！型落ち比較

🌱 環境配慮設計を新たに採用

EC-FR11では、使用するプラスチック材の約19％に再生プラスチック材を採用。重量にして約197gの再生材を使用している。これは近年のSDGs（持続可能な開発目標）への取り組みの一環。

さらに、プラスチック部品への塗装や印刷を削減することでリサイクル性を向上。使用後の分別やリサイクルを容易にすることで、環境負荷を低減する設計となっている。着脱式バッテリーの採用も、製品廃棄時の分別を簡単にする工夫の一つ。

🔄 フィルター性能の変更

EC-FR10の抗菌・消臭高性能プリーツフィルターから、EC-FR11ではウレタンフィルターに変更された。プリーツフィルターはひだ状の構造で表面積が大きく、抗菌・消臭機能も備えていた。

新モデルのウレタンフィルターも水洗い可能で清潔に保てるが、抗菌・消臭機能の記載がない。環境配慮設計との兼ね合いで、よりシンプルな構造のフィルターを採用した可能性がある。

🔊 運転音の明確化

EC-FR11では運転音が67～約60dBと仕様に明記された。これは通常の会話（約60dB）からやや大きめの声（約70dB）程度の音量レベル。

EC-FR10については、取扱説明書、公式サイト、価格.com、大手家電量販店サイトのいずれにも運転音の記載がない。参考として上位機種のEC-AR10は「64～約57dB」となっており、EC-FR10も同等の静音性能を持つと推測されるが、公式には測定・公表されていない。

つまりEC-FR11と型落ちEC-FR10の主な違いは、環境配慮設計の採用、フィルター性能の変更、運転音の明記の3点。充電器コード長は両モデルとも0.8m（取扱説明書に記載）で同じ。基本的な吸引性能や軽量設計は変わらないので、環境配慮と抗菌・消臭のどちらを重視するかが選択のポイント。

どっちがおすすめ？

家電販売の経験から一言

両モデルとも「ラクティブエア史上最軽量」を謳う1.2kgの軽量ボディで、使いやすさは抜群。新モデルEC-FR11の環境配慮設計は、再生プラスチック材の使用やリサイクル性の向上など、時代のニーズに応えた進化。その反面、EC-FR10の抗菌・消臭高性能プリーツフィルターは、ペットの毛やニオイが気になる家庭には心強い機能。基本性能は同じなので、環境への配慮を取るか、抗菌・消臭機能を取るかという選択になる。どちらを選んでも、軽さと使いやすさで掃除が楽になることは間違いない。