【口コミ】KI-US50とKI-TS50の違い！シャープ 型落ち

🚿 加湿内部洗浄で手入れが格段に楽に（新モデル最大の進化）

KI-US50に新搭載された「加湿内部洗浄」機能は、クエン酸と水を入れてボタンを押すだけで加湿フィルターを自動洗浄する画期的な機能。これまで手作業で行っていた面倒な加湿フィルターの清掃が自動化された。

洗浄後はすすぎ洗いが必要だが、それでも従来の手洗いと比べれば作業量は大幅に減少。加湿フィルターの汚れによる加湿能力の低下や、ニオイの発生を防ぐことができる。型落ちKI-TS50にはこの機能がないため、定期的な手洗いが必要となる。

🧹 フラットトレーで清潔性が向上

KI-US50では凹凸が少ないフラットトレーを採用。角や溝が少ない形状により、汚れがたまりにくく、拭き取りやすくなった。

加湿トレーは水垢やぬめりが発生しやすい部分だが、フラット形状により日常的な手入れが簡単に。KI-TS50の従来型トレーと比べて、清潔な状態を維持しやすくなっている。

🌙 エコ運転で就寝時の光をほぼ完全に遮断

KI-US50のエコ運転は、表示モニターだけでなくその他のランプまで消灯。真っ暗な寝室を好む人にとって理想的な機能。自動で風量や加湿を切り換えて、音を抑えながら運転する。

これに対しKI-TS50のおやすみ運転は、表示モニターの眩しさと風量を抑えるが、その他のランプは点灯したまま。わずかな光でも気になる人にとっては、KI-US50のエコ運転の方が優れている。

🌱 環境配慮とデザインの刷新

KI-US50では本体で使用している樹脂部品全体の20%以上に再生プラスチック材を採用。SDGsへの取り組みとして環境負荷低減に貢献している。KI-TS50には再生プラスチックに関する記載がない。

デザイン面では、プラズマクラスターロゴが左上に移動し、シャープロゴが前面から上部操作パネルに配置変更。

KI-US50の新デザイン

全体が、よりシンプルで洗練された外観になっている。

KI-TS50のデザイン

つまりKI-US50と型落ちKI-TS50の違いは、加湿内部洗浄機能とフラットトレーの採用、エコ運転やさらなる消灯、再生プラスチック材の使用、デザインの刷新など。基本的な空気清浄・加湿性能は同等なので、手入れの簡単さと就寝時の快適性を重視するかが選択のポイント。

どっちがおすすめ？

家電販売の経験から一言

両モデルとも基本性能は同じプラズマクラスター25000搭載機。空気清浄能力も加湿能力も600mL/hで変わらない。新モデルKI-US50の加湿内部洗浄機能は、実際に店頭でも「加湿フィルターの手入れが面倒」という声が多かったことへの回答。クエン酸での自動洗浄は画期的で、長期的に清潔な状態を維持できる。フラットトレーも日々の手入れを考えると地味だが重要な改良点。エコ運転でのほぼ完全消灯も、寝室で使う人には嬉しい機能。ただし、これらの機能が不要なら型落ちKI-TS50でも十分な性能を持っている。静電HEPAフィルターやダブル脱臭フィルターは10年交換不要で維持費も抑えられる。どちらを選んでも、確かな空気清浄・加湿性能は約束される。