運営者情報(初の試み中!)

やっと書く気になった!

運営者情報を1時間で書こうと思ったのだが、あまりにも膨大な量に可能性があるので分割してゆっくり書くことにします。最初に完成を目指そうとする(典型的な現代日本の流儀だがこの点も言いたいことが山ほどある)と途中で辞める可能性があるので、徐々に更新するスタイルにしました。今回は、なんとなく対話形式の方が読む側もわかりやすくて面白くなる気がしたので初めてこの形式にしてみます。ちなみに最初から未完成であり見た目は適当ですが、書いてある内容は実体験です。

そもそもなぜ運営者情報なんてもの(失礼)をわざわざ書こうかと思ったのか。
これはやっぱりAIの台頭でしょう。自分の経験値がとんでもないレベルなのは自分でもわかっているし、書かないと後で忘れるという問題点もある。誰でも嘘はいくらでも書けるしそれが影響力を与えてしまう時代です。例えば『鬼比較.comの運営者がとある家電量販店で以前働いててその人が書きました。』 これ自体見てる人は本当かウソかも判別不可。なんとなくそうなのかな、って人がほとんどだと思うし自分でもそう思う。
これはまだ序の口でAI時代が進めば当然、さらに加速します。膨大な量になる可能性があると最初に言ったんだが、それほどの大量の実体験を書いてやっと追いつくのだと思うし単純に「書きたくなった」という心境。「なので書く」というそれだけです。
2025年9月16日
鬼比較.comを作ったきっかけ
第1話
実は最初から鬼比較.comではありません
どういう意味ですか?
最初は自分が、日本で働く前の勉強のために作成していたようなものです。
え!?
当時は日本で半年ぐらい働いて、半年、東南アジアで生活するスタイルでした。それは単純に働きたくないからです。
ほう。
初代の鬼比較.comはアジア旅行記のサイトのサブドメインとしてエアコンの比較サイト aircon.asia-traveler.asia を作成。これが鬼比較.comの始まりです。当時はここまでになるとは想像もしてなかった。
グーグルアドセンスの広告をつけて数百円で大喜び!でもこのあたりですでに大きな可能性を何か感じていた。
その時に働いてたエアコンコーナーの隣に空気清浄機コーナーがあり、以前の知識も少しあったので、その影響で空気清浄機専用のサイトも作った。たしかaircleaner.asia-traveler.asiaだったと記憶してるが、もう、うろ覚え。その後の鬼比較.com開設後に徐々に移行というか、新しく書き始めた感じで、素人すぎてその方法さえ知らず。SEO的に言うと、たぶんリンクジュースはほぼ消滅で新たに書いたということです。
もったいないですね!?
それさえも知らなかったので、ある意味良かったのかも!?それよりも一番重要な鬼比較.comの内容の原点があります。
それは、なんでしょうか?
新しく配属仕立ての派遣社員として新たな現場で接客して一番聞かれる自分が困った質問の一つ。それが『これとこれの違いは何ですか?』だったんです。わかりませんとは言えないし、なんとかカタログ見ながら説明したりしたけど、そもそもカタログがない場合もあり、それが一番ストレスだった。いつのまにかカタログを山のように持ち帰ってて、当時は池袋のシェアハウスの2段ベットの下のスペースだけが部屋だったのだが、カタログが積み上がって50センチぐらいになっていた。
勉強家ですね?
いや、困りたくなかったのでとりあえずの知識を入れたかっただけです。最後の現場のエアコンコーナーのときは各メーカーのカタログをバインダーに挟んで、それみながら接客するスタイルに落ち着きました。とにかく、この『違いはなんですか?』というのが鬼比較.comの原点だと断言できます。最初はエアコンのサイトでしたが、その時から◯と◯の違いという記事を書き始めた。これは日本で帰った時に働く前の事前学習でもあったんです。
そういえば最近は◯と◯の違いって検索するとたくさんのサイトが出てきますね?
たしかにタケノコのように出ては消えていきますが、この中で、実際に働いて『違い』という苦労を味わった人なんてほとんど居ないでしょうね。だからこそ負けられない。家電製品の◯と◯の違いという検索文化を作ったのは鬼比較.comだと確信しています。
2025年9月25日
第2話
2025年10月19日
メーカーから連絡が来た日
どうしたんですか?何か良いことでもありましたか?
実は、パナソニックの商品企画担当者から直接メールが来たんです。
え!?それってすごいことじゃないですか!?
正直、最初は「え、なんで?」って思いました。詐欺メールかとも思ったぐらい。でも本物でした。
で、どんな内容だったんですか?
詳細は書けないけど、要するに「鬼比較.comを見ています」という内容。個人で運営してる比較サイトにメーカーから連絡が来るなんて、想像もしてなかった。
それで?
それで、いろいろ考えたんです。なんで連絡してきたんだろう、何を期待してるんだろう、こっちは何をすべきなんだろう、って。
メーカー直販リンクを追加する決断
で、どうしたんですか?
実は以前から「メーカーの公式通販サイトのリンクも追加した方がいいんじゃないか」って思ってたんです。でも面倒で後回しにしてたが、後日、追加することにします。
面倒って?
楽天、Amazon、Yahooだけでも大変なのに、さらにメーカーの公式サイトまで追加するのは手間だなと。でもパナソニックから連絡が来て、「あ、これはやるべきタイミングだな」って思った。
なるほど。
それで調べてみたら、メーカーの公式通販サイトって結構メリットあるんですよ。延長保証が無料だったり、限定モデルがあったり、サポートが手厚かったり。
ユーザーにとっても良いってことですね?
そう。だからこれは追加すべきだと思った。でも、ここで一つ重要なことに気づいたんです。
何ですか?
メーカーから連絡が来たってことは、これから「何か提案」があるかもしれないってこと。
提案?
例えば、「有料で優先的に表示してください」とか、「広告を出稿させてください」とか。
あー、お金の話ですね。
そう。金が絡めば面倒なんです。
価格.comが陥った罠
面倒って、どういう意味ですか?
価格.comを見てください。あそこは最初から「メーカーや量販店から掲載料をもらうビジネスモデル」なんです。
それの何が問題なんですか?
金払った企業が優先的に表示されるんですよ。公平じゃない。ユーザーも薄々気づいてる。
でも儲かるんじゃないですか?
短期的にはね。でも価格.comの家電比較事業、実は売上が減ってるんです。前年比マイナス4.1%。ショッピング事業はマイナス9.1%。
え、そうなんですか!?
そう。それで価格.comは今、食べログとか求人サービスとか、家電以外の事業に力を入れてる。つまり、家電価格比較から実質的に撤退しつつあるんです。
なんで撤退するんですか?
有料掲載モデルの限界です。金を取れば、公平性が失われる。公平性が失われれば、ユーザーの信頼が下がる。信頼が下がれば、Googleからの評価も下がる。結果、トラフィックが減って、結局収益も減る。
悪循環ですね。
そう。だから価格.comは、家電価格比較では行き詰まった。それで他の事業を探してる。これが「金が絡めば面倒」の意味です。

鬼比較.comは絶対にそうならない

じゃあ、鬼比較.comはどうするんですか?
絶対に有料広告は受けません。優先表示もしません。スポンサーも作りません。
でも、それだと儲からないんじゃ?
今は楽天、Amazon、Yahooのアフィリエイトで十分やっていけてます。無理に他の収益源を探す必要はない。
メーカーや量販店から「お金払うので優先的に表示して」って言われたら?
断ります。
え、でも、もったいなくないですか?
もったいなくないです。なぜなら、鬼比較.comの最大の価値は「公平性」だから。すべての選択肢を平等に提示する。これが鬼比較.comの存在意義なんです。というのは綺麗事で、単純に広告塔になるのは面倒だから。たったそれだけで自分の自由が奪われるんですよ。
なるほど。
もし金を受け取ったら、その瞬間に価格.comと同じになる。差別化できなくなる。ユーザーの信頼を失う。長期的には絶対に損です。
確かに。
だから、メーカーや量販店からは「情報提供」は大歓迎するけど、「金銭」は受け取らない。これが鬼比較.comの方針です。
量販店リンクも無料で掲載している理由
そういえば、ヨドバシとかビックカメラのリンクも無料で掲載してますよね?
そうです。アフィリエイト報酬はゼロ。完全に無料。
なんで無料で掲載するんですか?
だって、ユーザーにとって必要な情報だから。家電を買うとき、楽天やAmazonだけじゃなくて、ヨドバシやビックカメラも選択肢に入るでしょ?
確かに。
だったら、全部提示すべきなんです。「ここが最安値です」だけじゃなくて、「ヨドバシならポイント10%です」「ビックカメラなら店舗受取もできます」「メーカー公式なら延長保証が無料です」っていう情報も全部。
それが公平性ってことですね。
そう。ユーザーが自分で判断できるように、すべての選択肢を提示する。これが鬼比較.comの使命です。
Googleにすべて奪われる前に
でも、最近はGoogleで検索すれば価格も表示されるし、価格比較サイトって必要なくなるんじゃないですか?
良い質問です。確かにGoogleショッピングが進化してる。型番で検索すれば、価格が一覧で表示される。
じゃあ、鬼比較.comの存在意義は?
Googleには真似できないことがあるんです。それは「人間の経験と判断と、絶妙な適当加減」
え?
だから価格.comが家電比較から撤退していく今、鬼比較.comが「本当に公平な価格比較サイト」として、唯一無二の存在になれるかどうかは、利用者さん次第です。
これからの鬼比較.com
じゃあ、これから何をするんですか?
まず、メーカー公式通販サイトのリンクを追加します。徐々に広げていく。
それで?
サイトのどこかに、はっきりと書きます。「鬼比較.comは、メーカーや量販店から広告費を一切受け取っていません。すべての選択肢を公平に提示しています。楽天、Amazon、Yahooのアフィリエイトで運営しています」って。
透明性ってことですね。
そう。隠さない。すべて明示する。それが信頼につながる。
もし、メーカーや量販店から「お金払うので優先表示を」って言われたら?
丁寧に断ります。「鬼比較.comの価値は公平性にあります。有料掲載を受けた瞬間、その価値が失われます。しかし、情報提供は大歓迎です」って。
かっこいいですね。
かっこいいとかじゃなくて、それが自分にとってもやりやすいだけです。金銭の面倒な関係はつくらない方がいい。広告塔にだけはなりたくない。
第2話を書いた理由
なんで今日、この第2話を書こうと思ったんですか?
パナソニックから連絡が来たのが、ある意味きっかけです。ここで鬼比較.comがどう対応するかで、今後10年が決まるかも?と少しづつ考えました。
なるほど。
それと、AI時代だからこそ、実体験を記録しておく必要があると思った。誰でも「家電量販店で働いてました」って嘘は書ける。でも、こういう具体的な判断の過程、悩み、決断を書けるのは、本当に経験した人だけ。
確かに。
だから書く。記録として残す。それが第1話で言った「書きたくなった」の続きです。
続く、、、

次回は、実際にメーカー直販リンクを追加してみてどうなったか、ユーザーの反応はどうだったか、SEOにどんな影響があったか、などを書く予定。あくまで予定。気が向いたら書きます。

 

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